You are viewing [info]nikkiyo's journal

nikkiy
nikkiyo
............
  Viewing 0 - 39  


1940~50年代に活躍したフランスの二枚目スターというと、
ジェラール・フィリップ
Gerard Philipe
36歳という短い生涯を駆け抜けた伝説の名優。
スタンダール原作に挑んだ「赤と黒」
「モンパルナスの灯」や「肉体の悪魔」などが有名ですね。

そのジェラール・フィリップが、酔いどれの汚れ役を演じた、
彼のイメージからすると、やや異色作の
狂熱の孤独」原題Les Orgueilleux
フランス・メキシコ合作1953。

甘ったるい恋愛劇でなく、
いささか辛口のメロドラマである理由は、
原作がジャン=ポール・サルトルJean-Paul Charlesだからか。

世界映画の傑作、黒澤明監督「七人の侍」が、
ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞を受けたのが1954年。

その前年の1953年ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞が
実は、この「狂熱の孤独」。

いかにすぐれた作品かお判りいただけるかと。

そして、この映画のもう一人の主演
ミシェル・モルガン
Michele Morgan

フランス映画史を飾る気品と風格を兼ね備えた代表的女優。

この人であればこそ、
作品を格調高いものにしていると個人的には思います。

先日、26日の「五月のミル」で触れた、
世界三大映画祭のひとつ、
カンヌ国際映画祭Festival International du Film de Cannes。

その第1回(1946年)の主演女優賞に選ばれたのが、
ミシェル・モルガンです。


フィリップ・サルドの映画音楽は、
フランス映画の中でも、多岐にわたっていて興味深い。

個人的には、
ロベール・アンリコ監督「夏に抱かれて」1987とか
アンドレ・テシネ監督「かげろう」2003あたりが好き。



一方、未公開では、「Coup de torchon」です。
リージョン1ではDVDがあります。

フィリップ・ノワレが主演。
この人、フィリップ・サルド以上に、40年にわたって、
よくいろんな映画にでている、多彩人気俳優。

なんたって、身長195センチなんですから、
存在感においては誰にも引けをとりません。

ルイ・マルの「地下鉄のザジ」1960


ジェゼッペ・トルナトーレ「ニュー・シネマ・パラダイス」1989


マイケル・ラドフォード「イル・ポスティーノ」1994

などが一般的によく知られていますね。

1981年の未公開「「Coup de torchon」
監督はベルトラン・ダヴェルニエ。
ベルトラン・ダヴェルニエといえば、
個人的にも大変好きな「田舎の日曜日」1984
音楽は前述のフィリップ・サルド。

親しみやすいキャラのフィリップ・ノワレは出てますし、
何といってもお気に入りのイザベル・ユペール、
そして
ステファーヌ・オードランが花を添えているという
豪華キャスト未公開。

ぜひリージョン2もお願いしたいですね。

1~2ヶ月、
今住んでいる場所から離れて、
全然違ったところで暮らすなんて、
素敵なことだと思います。

映画の世界でも、このテーマは生きているようで、
たとえば、
ニューヨークに住んでいた人が、パリで暮らす。
あるいは、
ロンドンで暮らしている人が、イタリアに滞在する・・
今日はそんな話題。

「カウチ・イン・ニューヨーク」A Couch in New York 1996


セラピストの生活に疲れたNYの精神分析医ウィリアム・ハートが、
6週間という限定でパリと自分の住む高級NYのアパート交換希望を
新聞の広告欄に出したことから始まるロマンティック・コメディ。
応募してきたのは、
パリの下町アパートに住むダンサーのジュリエット・ビノシュ・・

「魅せられて四月」ENCHANTED APRIL 1992


ロンドンに暮らす弁護士の妻ジョシー・ローレンス、
「陽光を求める方へ」という
小さな広告に目を留めたことから始まる、
見ず知らずの個性豊かな女性たちのイタリア古城生活・・

映画の舞台となる古城、
原作者エリザベス・ヴォン・アーニムが、
この作品を執筆したお城だそうで・・

作品執筆は1920年代。

素敵な小説はいつまでも生き続けていくもの、
そして巡りめぐって映画化の決意をする人のところに
運ばれていった・・
素敵なお話は、
魅せられる映画にまで昇華させる力をもっているもの。

1968年というと、
全共闘が組織され、
大学内の建物をバリケード封鎖、
そして機動隊と衝突・・
そのような“学園紛争”の幕開けの年でもありました。

これはなにも日本だけに限らず、世界の潮流でした。

1968年5月10日、フランス。

カルチェ・ラタンのパリ大学に機動隊が突入、
その後、
各地の労働組合が学生運動に協調し、ゼネスト。
日常必需品の凄まじい値上がり。

軍隊まで投入されたド・ゴール体制の危機、
フランスそのものの危機に直面したのも、
この年、1968年
”五月革命”。

そして5月10日というこの日、
実はカンヌ映画祭の開幕日でもありました。

フランス全土が危機と革命に直面している中、
映画祭の中止を叫ぶ声が日増しに強くなり、
とりわけ、
労働者階級の出ではなく、良家の子弟であった、
ルイ・マルが映画祭の全面中止を主張。
映画人達は驚きをもって受け止めました。

ゴ・ダール、トリュフォー、クロード・ルルーシュ、ら
ヌーヴェル・ヴァーグの映画人達の
“改革・革命への参加アピール”
も功を通して、
5月19日、カンヌ映画祭は中止。

それから20年という(正確には21年ですが)
歳月を経て作られた
ルイ・マル監督の「五月のミル」。

DVDが発売されていないのは
とっても残念ですが・・

別に政治的意味合いの深い内容と
全然思わせないところが、
ルイ・マルの技量。

おそらく、長年に渡って心に残されていた
ルイ・マルの心象風景・・


昨日、
ルイ・マルLouis Malle、
25歳にして監督第一作、
「死刑台のエレベーター」1957年
と書き留めましたが、
アメリカの25歳にして、評価を得た監督というと、
スティーヴン・スピルバーグ
『激突!』(Duel, 1971年)。
スピルバーグ自身は1947年生まれといってきたのですが、
実際は1946年12月18日 だそうで、ちょうど25歳。

親日家スピルバーグ監督のその後の快進撃は、誰もが認めるところ。

「晩秋」Dad 1989
監督そのものはゲイリー・デビッド・ゴールドバーグで
スティーヴン・スピルバーグその人は製作総指揮の一人として
クレジットされているだけですが・・・

65歳のジャック・レモンJack Lemmon1925~2001が、
特殊メイクと名演技で78歳の老人になりきっているところが凄い。
個人的に好きなジャック・レモンの、
ほんとにジャック・レモン?
と思わせるぐらいの見事な変身ぶり。

奥さん役は「月の輝く夜に」でオスカー受賞の
オリンピア・デュカキスOlympia Dukakis。

息子ジョンに「白いドレスの女」のテッド・ダンソンTed Danson。
そのジョンの息子に「ガタカ」のイーサン・ホークEthan Hawke。

祖父、父、子と3世代の絆をさわやかなタッチで描いた秀作だと思います。



"Enemies, A Love Story 
「敵、ある愛の物語」
 The Unbearable Lightness of Being
「存在の耐えられない軽さ」
どうしてこんなにぴったりな役どころなの、
レナ・オリンって"

3月6日のところで書き留めましたが、
レナ・オリンより、27年ほど人生の先輩、
ジャンヌ・モローJeanne Moreauの
“ぴったりな役どころ”に視点を当てたいと思います。

もっとも、ジャンヌ・モローという人、歌もうまく、
シャンソンが好きなジャンヌ・モローファンの方からすれば、
“三角関係の役柄にとっても似合う”なんて品格の落ちる
話など・・というところでしょうけど。

私にとってのジャンヌ・モローというと、
やはり“三角関係の役柄にとってもお似合い”。

出演作
3月15日に書き留めたルイ・マルLouis Malle、
25歳にして監督第一作、
死刑台のエレベーター1957年
翌年
恋人たち1958年

ピーター・ブルックPeter Brook
「雨のしのび逢い」1960年

3月13日の
フランソワ・トリュフォー
突然炎のごとく」1962年

これら一連の作品を考えると、
やっぱり“三角関係の役柄”がこの人の一番かな・・と。

ところで、
1983年、ジャンヌ・モローが監督した
リリアン・ギッシュの肖像Lillian Gish 、
その中で、ジャンヌ・モローがリリアン・ギッシュに、
「グリフィス監督と離れたとき寂しくありませんでしたか?」
リリアン・ギッシュは「いいえ」と答えます。
一方ジャンヌ・モローは
「ルイ・マル監督のもとで成功してから、
他の監督と仕事しているとき、
この映画の監督が彼であればいいのにと思った」と。

ルイ・マル監督の2作品「死刑台のエレベーター」、
「恋人たち」の“三角関係の役柄にとっても似合う”
というのもあながち間違っていないような・・

アメリカ映画黎明期の話と共に、
「物語と音楽の結晶である無声映画こそ
世界言語と今でも信じています」

「人生の幸せは得ることより与えること、
与えれば必ず返ってくるのです」

「好奇心さえあれば、退屈しないから」

(「もし子供がいたら、自分のどんなところを伝えたいですか?」
「好奇心ね」と即答のあと)

リリアン・ギッシュ当時87歳。
そのリリアンの貴重な発言を聞き出した名女優そして名監督、
ジャンヌ・モロー、

“三角関係の役柄がお似合い”なんて
やはりそれは失礼なこと。

 
ボビー・トゥループ&スターズ・オブ・ジャズ 

今や、アメリカ西海岸やニューヨークには、
自宅にレコーディングルームまで完備して、
わざわざ録音に出向く必要のないアーティストも
おられるご時世です。

なにもアメリカだけではありません、
イタリア・トスカーナに居を構える、STING、
自宅の前庭でライヴをしています。




映画の世界でも、3月8日に書き留めたWoody Allen,

1985年の「ハンナとその姉妹」、
ウディ・アレン本人がこの作品を”リビングルーム・ムービー“と
呼んでいるように、
実際ミア・ファローのアパートメント
(もとはウディ・アレンのものだったらしいけど)で撮影されていて、
ウディ・アレンの作品「インテリア」1979より、
ずっとインテリアを楽しめるかも・・。


ちなみにこの作品、ミア・ファローはもちろん、
お母さんのモーリン・オサリヴァンも、
ウディ・アレンとミア・ファローの子供たちも・・
といった具合に別の形で楽しめる映画でもあります。
私にとってはバーバラ・ハーシーですが・・

さて、今日のタイトル、ボビー・トゥループ
「ルート66」を作曲した人です。

JAZZファンにとっては、ひょっとしたら、
「ルート66」より、
魅惑のハスキーボイス、
ジュリー・ロンドン(Julie London)の旦那さんという
イメージが強いかもしれません。

この人も作曲家、作詞家、TV番組司会、プロデューサーと
、どちらかといえば、多才マルチ系。
ジュリー・ロンドンも最後には、自身の師匠である
Bobby Troupと生涯を共にしたというのも頷けます。

そのジュリー・ロンドン、
今からおよそ47~8年近く前に、自宅リビングルームに
録音機材を持ち込んで吹き込んだ作品があります。

「JULIE…at home」


アル・ヴィオラのギターに合わせて唄う2曲も入っていて、
アル・ヴィオラとレコーディングした個人的に好きなレコードアルバム
「Lonely Girl」
ともども素敵な作品です。


根強い人気を誇っているジュリー・ロンドン、
女優としては今一だった彼女に歌唱法を伝授して、
一躍人気シンガーの仲間入りを果たせたBobby Troup、
まさに男冥利というところでしょうか。



3月13日のジョルジョ・ドルリューのところで、
フランソワ・トリュフォー監督を描きとめましたが、
今日はトリュフォーの一番弟子、
クロード・ミレールクClaude Miller監督です。

フランス中部の小さな町でドロップアウトしていく、
シャルロット・ゲンズブール Charlotte Gainsbourg扮する、
孤独で盗癖のある少女、ジャニーヌの物語。
1959年から、およそ30年近く経って
ようやく生まれた、「大人は判ってくれない」少女編


小さな泥棒

フランソワ・トリュフォーに捧げられたオマージュです。



先日・3月9日に、クリント・イーストウッドのJAZZ映画のひとつ、
チャーリー・パーカー「バード」を書き留めましたが、
今日は、ルイ・マル Louis Malle のチャーリー・パーカー。

ルイ・マルといえば、
アトランティック・シティ(1980)がよく知られていますが、


Louis Malleのチャーリー・パーカーは、
「好奇心」 Le Souffle Au Coeur 1971

ブルゴーニュのディジョン、
学校帰りにチャーリー・パーカーのレコードを万引きする15歳のローラン、
育ちがいい思春期・男子の、若く綺麗な母親への憧憬を、
小気味よいジャスの旋律とともに描かれています。

母親役にイタリア女優レア・マッサリLea Massariの起用というのも興味深い。

ローランと、この母親とのメイク・ラブ。
見終えたあと、なぜか重々しいものにさせていないのは、
ルイ・マルの見事な手腕。
全編通して流れるバードの演奏も一役買っています。

設定年代は1954年。パーカーが亡くなったのは、その翌年。
ルイ・マル監督自身、熱心なジャズファンで、現実にアメリカに移住し、
ニューオーリンズで1976年「プリティ・ベビー」を撮っています。




3月12日に、チェロ奏者パブロ・カザルスに触れましたが、
フランスの天才チェロ奏者で
俳優、コメディアン、登山家、プロ級のスキーヤーといえば、
モーリス・バケ Maurice Baquet.
能力が有り余って仕方がないという感じ。
ブロードウエイにも出演したのですから、天才マルチ。

モーリス・バケの私の一番は、
素晴らしい風船行Le voyage en ballon(1960)
上空から俯瞰するフランスは、とっても新鮮。

その天才チェロ奏者モーリス・バケの顔を
フランス・ポスター界の巨匠
レイモン・サヴィニャックRaymond Savignac

が作製した作品もあるくらい。
大阪にあるサントリー・ミュージアム[天保山]
世界各国の秀作ポスターの所蔵で知られています。
そのミュージアムが出している
2007年SUNTRY MUSEUM POSTER COLLECTION CALENDAR
7月分のカレンダーはそのモーリス・バケの作品です。

今日のタイトルは、「ヨーヨー・マ」 (Yo-Yo Ma
Yo-Yo Ma(クラシック音楽)
7歳のときに、
パブロ・カザルスに認められて、
学位は人類学というのですから、
これまた能力が有り余って仕方がないって感じ。


そのヨーヨー・マが、
2000年4月、ニューヨーク、
New York City’s Avery Fisher Hallで、
マーク・オコーナーMark O’Connor
エドガー・メイヤーEdgar Meyerという
ブルーグラス界の大物プレイヤーと共に奏でる
トラディショナル・ミュージックを
収録したライヴDVDAppalachian Journey: Live in Concert

実際のところ、
マーク・オコーナー、エドガー・メイヤーの作曲作品に
ヨーヨー・マが乗っかっているともいえなくもない・・

“1B”というエドガー・メイヤーの曲は、
2月13日に触れた「世界の車窓から」でも
バックミュージックとして使われました

1996年にAppalachian Waltzというアルバムを
この三人で出していて、

APPALACHIAN JOURNEYはその続編という流れ。
そのライヴで、
アリソン・クラウスが歌う
フォスターの子守唄、
Slumber My Darling(おやすみ いとしき子)
ぜひ、お聴きになってください。

アリソン・クラウスの新作
Hundred Miles or More: A Collection



昨日の続き、もうお一方は、
私自身の好みでGeorges Deleruジョルジョ・ドルリュー(1925 ~ 1992)。

フランソワ・トリュフォー監督作品ではお馴染み。

三角関係のラブ・ロマンス、
二人の男とひとりの女が愛し合う代表作「突然炎のごとく」、

あるいは、
二人の姉妹を一人の男という設定の「恋のエチュード」

両作品ともジョルジョ・ドルリュー自身が出演しているので、
興味深いのですけど、個人的には、
「終電車」 LE DERNIER METRO 1980


2月23日に映画のタイトルとして出した「インディアン・サマー」のダイアン・レイン、
そのダイアン・レイン映画初出演作品「リトルロマンス」1979では

アカデミー賞 Best Score 受賞しています。

どの映画に出没するかちょっとわからないなあって感じですね。
「プラトーン」がそうだと思えば、「オックスフォードの恋」だって・・

フランソワ・トリュフォー監督作品以外のお気に入りは、
本日のタイトル「サマーストーリー」

先日3月9日のクリント・イーストウッド「バード」と
制作年は同じ1988年。
英国の田園風景、1902年の回想をきめ細やかな描写で描いています。

やるせない過去、その先にある光

甘美な旋律、丹念な映像、才媛イモジェン・スタッブスの可憐さ・・



先週末は、JAZZと映画ということで、お二方を話題にしましたが、
今日は、フランス映画とそのバックに流れる音楽の作曲家、
お二方の一人、フランシス・レイです。

クロード・ルルーシュ監督の「男と女」Un Homme et Une Femme1966
モノクロとカラーを使い分けた傑作。
CGのない映画は、今となっては、とても新鮮に映ります。

DVDでは、「37年後、クロード・ルルッシュと共に」13分、
そして「ドキュメンタリー」23分の映像も添付されていて、
饒舌に語る若きルルーシュがいます。

この映画のテーマ曲「男と女のテーマ」は、
フランシス・レイのいわば出世作。

3月5日にお話した「あの愛をふたたび」、
ジャン=ポール・ベルモンドとアニー・ジラルドが共演した
映画のなかでも、フランシス・レイが指揮者として映像に出ています。

その「あの愛をふたたび」サントラ盤の解説にこういう一節があります。

あの偉大なチェロ演奏者パブロ・カザルスの高弟でチェロ奏者として余りにも有名だ。

チェロ演奏者パブロ・カザルス(1876-1973)

は、スペインが生んだ近代チェロ奏法の生みの親。

ケネディ大統領に招かれ、ホワイトハウスで演奏したライヴ盤もあります。


1960年代、大ブームを起こした、イージーリスニングという世界。

フランシス・レイ作品集
今もイージーリスニング・ファンである方々だけでなく、
普通の私にも悶絶級の甘美な旋律として、至福のひと時を与えてくれます。



昨日からの流れで、今日はごく自然にClint Eastwoodです。
クリント・イーストウッドのJAZZ映画となるとバード」1988
およそ161分長尺もの。 
  
若いマイルス・デイビスがジュリアードの授業を終えると、
ハーレムの「ミントンズ」に夜な夜なバ-ドを探し求めたという逸話が
「マイルス・デイビス自叙伝」(中山康樹訳)に書かれていましたが、
すごい人が“すごいっ”ていうんだから、バードの才能はすごいんでしょう・・ 


もはや伝説化してしまった感のある、バードことチャーリー・パーカー
そのかずかずの挿話をほとんど取り入れずに、2時間40分に渡ってフィルムにする、
クリント・イーストウッドその人もまた凄すぎ・・ 

ピアノ・ブルース

今日のタイトルは「マディソン郡の橋」1995です。 


この舞台になっているアイオワ州Winterset、
ジョン・ウエインJohn Waynenの生まれたところ。

また、熊本県玉名市で開催されている、グレン・ミラー音楽祭。
その姉妹都市アイオワ州Clarindaは、グレン・ミラーが生まれています。

「バード」と「マディソン郡の橋」だったら、
「マディソン郡の橋」の方が好きです。 
 JOHNNY HARTMANです、バックに流れている曲。

I see your face before me
For all we know
It was almost like a song

これらの曲を聴けるだけでも、とってもありがたい。

 ザ・ヴォイス・ザット・イズ




昨日、記事の中で取り上げた「三文オペラ」。
原題は訳の通り「The Three Penny Opera」なんですけど、
アメリカでの上映では「Mack the Knife」と名づけられました。

もともとモリタートという名の主題歌をマッキー(マック・ザ・ナイフ)として、
アメリカ中で流行らせ、
ジャズのスタンダードナンバーになったというのはアッパレ。
2月8日に投稿したエラ・フィッツジラルドの、
アドリブとスキャットの名演は忘れられないですね。

映画とジャズ、それを上手に取り込んでいる監督といえば、
誰しも知っているあのお二方。

ジャズだけ取り上げると、
ニューオリオンズ系はほとんど聴かないし、
クラリネットも北村英治の方がずっと親近感があって・・


ワイルド・マン・ブルース

ところで、ウディ・アレンの映画ですが、好みは3作品。

セプテンバー September 1987  
  ウディ・アレンの代名詞“ニューヨーク”をはずしている。
  室内劇である。


ハンナとその姉妹 Hannah and Her Sisters 1986
   バーバラ・ハーシーが出ている。  
     

マンハッタン Manhattan 1979
  全編、ガーシュインの曲を採り入れている。
  モノクロームである。


ウディ・アレン&ダイアン・キートン時代の傑作、
「アニー・ホール」 Annie Hall 1977  

より、ひょっとして2人の関係に陰りがそろそろかな
(なんて、ウソでも勝手に妄想したりして楽しめる)「マンハッタン」の方が好き。

 

1985年の初公開というと、
先日、名前を書き留めた「女と男の名誉」。
そして「パリ・テキサス」


もっと渋いところでは「ミツバチのささやき」(1973)


  
「田舎の日曜日」というのもこの年。


ジュリア・ミゲネス Julia Migenesが出演した「カルメン」




ジュリア・ミゲネス
13 March 1949, Lower East Side, Manhattan, New York, USA

14歳からニューヨーク音楽芸術学校で学ぶ。
16歳、レナード・バーンスタインに認められる
1968~1977 ウイーン・フォルクス・オーバーと契約
1979~1982 メトロポリタン・オペラに出演

1988年 ベルリン・ブルース

1989年 三文オペラ
これには、先日のAnjelica Hustonが出演した「アダムス・ファミリー」で
アダムス家の主人、ゴメスに扮したラウル・ジュリアもでています。

三文オペラの映画は3回つくられていて、
2回目のものには、2月16日に名前を出しました、
サミー・デイヴィス・ジュニアが出演しているようです。

ジュリア・ミゲネス・ジョンソンは3回目の三文オペラ。

ちなみに舞台での
Julia Migenes おすすめは、「Diva On Verge」

英国で上演されたワン・ウーマン・ショーで、
What is Opera?から始まって、
オペラ歌手としての人生をスケッチしながら、
さまざまなオペラのさわりをユーモラスに解説、独唱。

 Le Meilleur De Julia Migenes
HARLEM ON MY MIND
THE MAN I LOVE
Irving BarlinやGershwinの
ジャズ・スタンダードナンバーが
収録されていて、お勧めのアルバム。



Live at the Olympia

Julia Migenes
tower.com
barnes&noble 
cd Universe
virginmega.com
アマゾン



タイトルというのは、
本当によく練っているなあと思うのもありますし、
「時間がなかったんですぅ、ほんとうに・・」
って個人的に感じるのもあって、なかなか興味深いものです。

先週末のシシー・スペイセク(Sissy Spacek)、
この人の出演した邦題「イン・ザ・ベッドルーム」というのも、
原題はIN THE BEDROOM


ここまで究極でなくて、
直訳そのものというタイトルも、それなりに目に留まって、
インパクト大有りです。

昨日のEnemies, A Love Story  
とか
 The Unbearable Lightness of Being。

両作品ともレナ・オリンが出演しています。

「敵、ある愛の物語」での”Masha”

「存在の耐えられない軽さ」での”Sabina”

どうしてこんなにぴったりな役どころなの、
レナ・オリンって・・そんな感じですね。

「存在の耐えられない軽さ」では、
若き、ダニエル・デイ=ルイスとか、
ジュリエット・ビノシュを観れるというのもうれしい。

He's determined to live with a lightness of being
unfettered by things like commitment and Communism.

Heとは、Daniel Day-Lewis演じるTomas、その彼の生き方。

あるいは・・
人生という一度限りの存在、
そしてLena Olinの演じたサビナのように
自由奔放な軽い生き方は、本当に耐えがたいんだろうか?

それとも・・

3つのタイトル・キーワードを
自在に織りなすことのできるTomas'world。



先週金曜日の「ロンサム ダブ」
およそ6時間なんですが、
DVDだと、ちょうど2枚組みに収まる適度な長さ。

国内版DVDが発売されていないのは、とても残念です。
多くの人に西部劇にもこんないいのがあるのですよって、
観てもらえるチャンスなのにね。

で、リージョン1。

リージョン1のカヴァーでクレジットされている
俳優さんはというと主役のRobert DuvallとTommy Lee Jones、 
それともう一人アンジェリカ・ヒューストンです。

Anjelica Hustonといえば、
お父さんが監督した「女と男の名誉」で、 

アカデミー賞助演女優賞を受賞して 
主役のJack Nicholsonと、かつてどうのこうのってね。

でも、私のアンジェリカ・ヒューストンは、 

1989年「敵、ある愛の物語」Enemies, A Love Story
1995年「太陽に抱かれて」The Perez Family 

もしDVDでとなると、これらも国内版DVDはありません。 

映画ファンなら、”DVD化はぜひに”と思う作品ありますね。

私の場合は、
ジャン=ポール・ベルモンド(Jean-Paul Belmondo)と
アニー・ジラルド(Annie Girardot)が主演した、
「あの愛をふたたび」
という1969年製作、国内公開1970年のフランス映画。

深夜映画劇場などで放映されたときはとっても嬉しかったのですが、
DVD、国内版はもとより、頼みの綱のリージョン1もなくって、
あるのは、リージョン2PAL版のみ。

結局のところ、
懐かしい映画ばかりが映画じゃないんだよ、DVDで観たければ・・
というところでしょうか。

今日のサイドは、
その「あの愛をふたたび」
サウンドトラック盤CDです。
フランシス・レイ、古くてもいいものはいい。


LONESOME DOVE

昨日も,”西部劇感動作”と書きましたが、
アメリカでは超人気TV番組でした。
日本にも多くのファンがおられるようですね。
NHKでも再放送がなされたぐらいですから・・

昨日の「天国の門」が1980年
このロンサム・ダブは1989年

「天国の門」のお陰でひとつ映画会社がこけてしまって、
ますます西部劇の斜陽化に拍車がかかりました。 

悪材料出尽くし・底打ち反転機運 はどこかで出てくるもの。

1985年
クリント・イーストウッドのペイル・ライダー
 
ローレンス・カスタンのシルバラード
がその機運の始まり。

そしてそれから4年後、「ロンサム・ダブ」で
いわば、頂点に達しつつある・・そんな感じです。

この作品の主役はロバート・デュバルトミー・リー・ジョーンズ

ロバート・デュバルは、何でも出来てしまうんですね。
国内では未公開だったけど、アカデミー主演男優賞を得た
Tender Mercies 1983

では、
カントリーを自分で歌い曲も提供したというくらい。

これまた、未公開ですが

Assassination Tango 2003では
タイトルの通りタンゴに挑戦と、意欲的な人です。

で、今日のサイド表示は「歌え、ロレッタ 愛のために」


これもアカデミー賞主演女優賞を受賞しています。
シシー・スペイセク(Sissy Spacek)が、
これまた、吹き替えなしで歌います、カントリーを。
上手ですよ、この人も。
そして、ロレッタを演じたシシー・スペイセクの夫役が
トミー・リー・ジョーンズというわけです。



昨日、長時間CDということで、サラ・ヴォーンだったわけですが、
今日は、長い映画です。

「天国の門」3時間39分

Isabelle Huppert,who plays prostitute Ella Watson,
actually spent three days in a Wallace,Idaho bordello,
observing the workers.

イザベル・ユペール、
わざわざアイダホ州ウォーレースまで“研修”に出向いているんです、
この映画のために。

ちなみにウォーレースといえば、「ダンテズピーク」の舞台。 


イザベル・ユペールが"研修"に行った場所は、
残念ながら、いまでは博物館になっているようです。

作品から9年後に作られた
Lonesome Dove 「ロンサム・ダブ/モンタナへの夢」 。

娼婦役は2月23日にお話した、「インディアン・サマー」
のDiane Lane ダイアン・レイン
私の大好きな西部劇感動作。

Isabelle HuppertIイザベル・ユペールが出ている場面だけでも、1本の短編映画。
悪評はともかく、
自分なりの感覚で観れば楽しめる作品じゃないかなあ・・



歴史あるジャズライヴハウス、
ニューヨークではBIRDLANDもそのうちのひとつでしょうし、
シカゴでは、さしづめMISTER KELLY’Sでしょう。

今日のタイトル、「サラ・ヴォーン」
そして、サイド表示は
「SARAH VAUGHAN AND HER TRIO」
recorded on the spot at the famous MR.KELLY’S in Chicago
サラ・ヴォーンとミスター・ケリーズの接点は、
大阪のミスター・ケリーズが、
お店のHPに詳しく的確に、
しかも貴重な写真とともに掲載されていますから、
私が知ったかぶりで能書きを垂れるより、
ご覧になっていただいた方がずっといいかと思います。 

73分11秒。
サラ・ヴォーン全盛期のライヴ音源で、
音質もその当時のものにしては上等の部類だと・・

Swingin' Easy



いつもは電子楽器を使っているのに、
変化球でアコースティックというのは、
昨日のMTV「unplugged」に限ったことではありません。

たとえば、今日のタイトル「シャナイア・トゥエイン」
アメリカ国内では、カントリー色を醸し出した盤、
インターナショナル盤は、ポップ色を強く打ち出す・・
2種類のマーケティング対応をさせてもらえる実力の持ち主。

本日のサイド表示は
「アップ!クロース・アンド・パーソナル」
UP! CLOSE & PERSONAL
バックを勤めるのは、
アリソン クラウス + ユニオン ステーション

Alison Krauss は、
どこで自分は前面にでればいいか、 あるいはうしろに引き下がっていれば・・
ということが、よくわかっている人。 
いつも目立たなければ気がすまない という人ではありません。 


このNBCライブ番組では、
Jerry Douglasが前面に出て、Shania Twainをサポート。 
     
Lookout for Hope


The Best Kept Secret



MTVの人気番組 アンプラグド。
電子楽器を使うアーティストが多い中、
昔ながらのアコースティックでやってもらおう
という企画から始まった番組。

同じ曲でも、使う楽器によって、
これほどちがうのか
というのを実感できて、うれしいですね。

Amazon でも、「unplugged 」 を見ていただくと、
へぇっと思われるアーティストが、
この番組に出演しているのを
ご覧になれます。

Tony Bennett
「MTV unplugged 」

ライブで歌うときには、
必ずといっていいほどマイクをOFFにして歌う曲、
Fly Me to the Moon
今回もマイクなしでやってくれてます。
これこそ、unplugged。

そして、
先週金曜日、季節外れの映画タイトルだった、
インディアン サマー。

Indian summerとAutumn leavesが
サンドイッチになったラスト曲。
トニー・ベネット、絶妙のジャズ・タッチ。 

Tony Bennett's New Yorkリージョン2国内版




CD Universe

昨日の「ペンシルベニア州アルトゥーナに向けて走る・・」
「恋のためらい フランキー&ジョニー」



長距離バスを利用してキャンプ場に向かうという
シーンが設定された映画があります。
「インディアン・サマー」です。

「インディアン・サマー/タマワクの英雄たち」
アメリカ・カナダ映画、1993の作品。

アラン・アーキン Alan Arkin
ダイアン・レイン Diane Lane
エリザベス・パーキンス Elizabeth Perkinsらが出演しています。

これって、それほど名が通ったものでないから、
DVDはリージョン1しかなくって、
日本ではレンタルビデオ止まりなんですね。(と思います)

キャンプ場のオーナー兼先生役の
アラン・アーキンが好きなんですが、
下働き役として出演している
サム・ライミ Sam Raimi もたいへん魅力いっぱい。

ラブ・オブ・ザ・ゲーム
 
スパイダーマンで一躍有名な監督になりましたが、
なんとも、とぼけた役がさまになっています。
好きな日本の“侍”に、飼い猫の“ミ”を取って、
「サムライミ」
なんて名乗るぐらいです。
ユーモアもあり芸達者な人です。



映画を観るって、単にストーリーだけではなくって、
たとえば、卓上ランプがどの家にもある生活というのがアメリカですから、
どんな卓上ランプが小道具として使われているか、
リビングルームの描写のあるシーンではそれをしっかり観るとか・・
そういうのも、興味深いものです。

昨日の長距離バスでも、greyhoundだけでなく、
時代設定によっては、
競合会社や中小の長距離バスの運行会社があったわけで、
どの映画に長距離バスのシーンがあったかなんて、
再度手持ちの映画ソースを見てみるというのもこれまた面白いものです。

リチャード・ドレイファスが主演した
「陽のあたる教室」
ホランド先生が教え子のロウィーナから駆け落ちを持ちかけられるシーン、
結局、先生はバスデポに彼女を見送りに行くだけになるんですが。
あるいは、
ジュディ・フォスターが主演した「君がいた夏」

失意の中にいたビリーが、お母さんからの1本の電話で実家に帰るシーン

「ハリーとトント」


そして、今日のタイトル・サイド表示は「ラスト・ショー」(THE LAST PICTURE SHOW) 

最後のほうでJeff Bridges扮するデュエーンが兵役に就くために
バスに乗り込みシーンがありました。
モノクローム映像がとても素敵です。

ということで、
みなさんは長距離バスがでてくる映画って、どんなタイトルを思い出されますか。

ペンシルベニア州アルトゥーナに向けて走るグレイハウンドバスが
映画のテーマ曲と共にオープニングから出てくる映画って覚えておられますか。
主人公の一人はニューヨークでウエイトレスをしているという設定ですので、
そのあとまたNYに戻るわけで、
ニューヨークのBus Depoが出てくるシーンもあるんですけど・・
1991年の作品です。



昨日、ray charlesの名前を出したので、
今日はその続きを・・

映画「Ray」です。
冒頭、レイ・チャールズがグレイハウンド・バスで
シアトルへ向かう若き日の姿が描かれています。

もし、このDVD,本編しか観ておられなくって、
監督のコメント入りの部分はまだという方は、是非ごらんになってください
とても親切、丁寧に解説されています。

なんといっても、「カリブの熱い夜」

「愛と青春の旅立ち」

の テイラー・ハックフォード監督、音楽史も勉強させてもらえます。 


HEAR MUSIC

スターバックスのCDは選曲が巧くって、
以前にも書きました・・

で、買う瞬間から「あまり聴きそうでないな」
って、感じながらも「ひょっとして・・」なんて。

たとえば、「CUBANA」のように・・ 

こちらはHEAR MUSICではなく、Made in Jpan。

これなど、聴けば聴くほどよくなってきて、
買っておいてよかった、知ってよかった、
そんな感じです。

やっぱり直感は当たっていたというのも・・ 

「ray charles」visionary soul

HEAR MUSIC
「SUMMER CRUSH」the beach boys 

HEAR MUSIC

「CUBANA」のように、
聴くほどに・・という作品では、
一番上のアルバム 
「THE HEART OF THE MATTER」
Frank Sinatra sings about love
もそのひとつ。 これなどBGMにはぴったり。

今日のサイド表示、amazonでは
HEAR MUSICレーベル出せませんので、
個人的な愛聴盤シナトラ
Francis Albert Sinatra & Antonio Carlos Jobimにしておきます。

先日、しばたはつみを書き留めた日、この
「ジョビンから聴くボサノヴァ没後10周年企画」

をサイド表示としましたけど、
シナトラとカルロス・ジョビン、素敵な組み合わせですね。

Amazon


ラッハ・ドッホ・マール(初回限定盤)(DVD付) [Limited Edition] 

ジャズピアニスト「山中千尋」

ここ何年か、2月に入ると集中して聴く
アーティストです。

大阪・通天閣の近くにある履物屋さんの「澤野工房」・・

JAZZが好きという方なら、大阪の人だけでなく、
全国的にたいてい知っているんです、澤野工房を。

メジャー、アメリカ資本、ユニバーサル移籍前の山中千尋は、
この工房から2001年
CHIHIRO YAMANAKA TRIO 「Living Without Friday」をリリースしました。 

HMV
そのあとに続く作品もそうなんですが、
CDは紙ジャケでMade in FRANCE
 「When October Goes」

HMV


Madrigal(HMV)

私にとって、
山中千尋トリオのイチオシはなんと言っても、
DVD
Chihiro Yamanaka Trio Live in Osaka
「Leaning Forward」
(DVDにして紙ジャケ)
2003年2月、大阪・フェニックスホールでのライブ録画。 
     
HMV

Twilight Setでは、1曲ごとに暮れていく2月の大阪が
ピアノの向こうに映し出されます。

私の2月のJAZZです。 
   
このDVDをかならず思い出して
ファーストアルバムから順番に聴いていく・・

ちなみに
このときの会場の大きさというのは、
たとえば、映画「ピアニスト」を思い出してください。

ミヒャエル・ハネケ監督で、
イザベル・ユペール、ブノワ・マジメルが主演した
「ピアニスト」 
原題「LA PIANISTE」

2人が、招かれたサロンでそれぞれ演奏する
シーンがありますが、その3倍程度かな・・
そして、舞台の後ろが総ガラス張りと思っていただければ・・・



「ロード・ムービー」という表現とともによく使われる
「ダンス・ムービー」。

私にとってのダンス・ムービーは
グレゴリー・ハインズ主演の「タップ」です。
1989年作品。

GREGORY HINESにふさわしい役どころだと思います。

そして、タップの名手サミー・デイヴィス・ジュニアSammy Davis Jr.
も出ているんですね。

イッツ・オール・オーヴァー(紙ジャケット仕様)

痩せてしまって、往年のバイタリティは感じられません。
だって、翌年1990年喉頭がんでなくなられたんですから。

この1989年、サミー・デイヴィス・ジュニアにとって
64歳にして60周年記念の祝賀会(すごい)が
ロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムで行われました。

Shrine Auditoriumといえば、
最近まで、アカデミー賞、グラミー賞の受賞式があったところです。

   ところで、昨日のタイトル表記、「レイク・フォレスト」

”LAKE FORESTに住む一家”というのが舞台設定
の映画があります。

ロバート・レッドフォードの第1回監督作品にして、
1980年度アカデミー賞受賞「普通の人々」です。
  
”LAKE FOREST"という台詞も、
瞬間に通り過ぎる台詞というか、アナウンス音響というか・・



店頭で、前知識もなく実際手にとって、
「これは、ひょっとしておもしろいんじゃないかな」って、
そのDVDを買って帰って観てみると、
やっぱりおもしろっくて、
その上ちょい役ながら、
懐かしい俳優が出てたなら、
何だかえらく得した感じ・・
別に得なんてなんにもしていないのに・・
そんなことって、ありませんか?ありますよね。

まして、俳優ではなくって、
お気に入りの歌手だったりしたら、
その意外性にこれまた、とびきり嬉しくなって、
やったぁ~
なんて・・・ 

今日のサイドamazon表示は
DVD
「夢見る頃を過ぎても」

さて、昨日、「EVEN NOW」は
本家より”しばたはつみ”のほうが・・と書いてしまった、
その本家 バリー・マニロウ (Barry Manilow)が
出演していたんですね。
この「夢見る頃を過ぎても」に。

おまけに、
サウンド・オブ・ミュージック
ジュリー・アンドリュースも・・・ 


そう、グリコにおまけのおもちゃが、
なぜか2つも入ってたという感じ・・

原題「unconditional LOVE」
主役はキャシー・ベイツです 。

私にとって、Kathy Batesで連想する映画は、
「タイタニック」でも、「アバウト・シュミット」でもなく、
「僕の美しい人だから」でもありません。

たった一言、老人の台詞そのものが、
個人的にとても深い思い出の
「キスへのプレリュード」


ちなみに、たったひとことの台詞とは
”LAKE FOREST"

”レイク フォレスト”というのは、
ミシガン湖に沿ってシカゴのずっと北に位置する
美しい街の名、そして駅の名前。




「サタディ・ナイト・フィーバー」が
全米に旋風を巻き起こした1978年、
バリー・マニロウは、全米3位となる
「EVEN NOW」というアルバムを出しています。
 
タイトル「EVEN NOW」は
このアルバムの収録曲でもあるのですが、
昨日の”しばたはつみ”もカヴァーしています。

4枚目となる「しばたはつみ」ライヴ盤に
(最後のライブ盤となりましたが)
「貴方」という曲が収録されていて、
これがBarry Manilowのカヴァーなんですね。

ファンというたぐいは贔屓目にみがちですが、
個人的には本家よりずっ~と聴き応えあると。
演奏時間も長いですし。
バリー・マニロウも好きですが、
この曲だけは・・


TRAVEL THE WORLD BY TRAIN

NHKの特集番組で、そののちDVD化されるというケースがよくありますね。
録画できなかった、あるいは私のようにレコーダーを持ち合わせていない、
なんていう人にとってはとてもありがたいものです。

民放でも同じような経緯でDVD化というものもありますけど、
その中でも「世界の車窓から」はとても気に入っています。

PIONEER SPECIAL INTEREST
「TRAVEL THE WORLD BY TRAIN」は
このアメリカ版。
木箱ケース(薄いベニヤ板みたいですけど)に
タイトルとパイオニアのロゴが印字してあるものですが、
撮影時期は少々古くっても
、いつ観ても新鮮なんですね。

その列車に乗り合わせた人々の生活風景が存在するのですから。

コンセプトといい、情景の表現といい、
演出・撮影・編集に関わるスタッフの感性の豊かさに
感心させられます。

アメリカにもこれとよく似たDVDっていうのもあるんですね。
「LUXURY TRAINS OF THE WORLD」
いわば世界各国のオリエント・エキスプレスの旅。
Q&Aまであって、どんな設備があるのか、
服装はどうすればいいのかなんてね。
booking informationもありますし、
どこまで、このDVDをきちんと把握できましたか?
っていう、テストまで付いているという親切な内容です。

ところが、何本も同シリーズを観ていると、飽きてくるんです。
だって、観光名所で停止すれば、そこには専用バスが待機していて・・
あるいは、特別ディナーには、これまた専用バスが待機していて・・

テスト付きですから、頭の体操をしたい、
もちろん旅の準備をしている方にとっては、
大いに参考になることでしょう。

私には不向きなLUXURYですが、
「ラグジュアリー」で連想する曲があります。

マイ・ラグジュアリー・ナイト しばたはつみ 
      

愛聴盤は
「PIANO DADDY」(with世羅譲トリオ) 
「THE MAN I LOVE」(withTerry Herman Trio)
それとライヴ盤4枚の中のジャズナンバーかな。
なんといっても、しばたはつみはジャズがお似合い・・・


Lullaby in Rhythm 
昨日のDee Dee Bridgewaterもそうですけど、
トリビュート盤を出す歌手は、
その人を敬愛・尊敬しているのはもちろん、
深く作品を探求というか研究している場合が多いですね。

で、「歌う学者先生」 
ステファニー・ナカシアン(ナカシーア)です。

Stephanie Nakasianはヴァージニアの大学で
ジャズ・ヴォーカルを研究、講義する先生。
最近ヴォーカル研究の本も出版しています。

そういうわけですから、ジャズ・ヴォーカルの講義
を聴く感じで1950年代のハスキー・ヴォイスJune Christy
のトリビュート盤を。



まったく始めてJAZZ VOCALを聴きたいんだけど・・
もしそう尋ねられたら、スキャット。
とりあえずは楽しくなくっちゃ・・

スキャットといえば、由紀 さおり「夜明けのスキャット」
1969年、遥か彼方・・・ 


JAZZでスキャトというと、エラ・フィッツジェラルドで決まり。 

エラ・イン・ベルリン完全版(+4) ライブ盤ではこれが一番だと個人的には思います。
JAZZ  VOCALの命、スイング感抜群! 

このfirst Ladyof song(歌の大統領夫人)は
4年ほどレイ・ブラウンと結婚生活を送ったことがあります。
そのレイ・ブラウン、 
 
HearMusic
昨日のDave Brubeckと同じように
スターバックスのお店で演奏したライブ盤があります。
こちらはシアトルで、
「ライヴ・アット・スターバックス」1999年。

3番目のサイド
Dee Dee Bridgewater

「Dear Ella」

レイ・ブラウンもfeatureしてのTRIBUTEです。
当然マック・ザ・ナイフもハウ・ハイ・ザ・ムーンも入っています


スターバックスのオリジナルCDは選曲が上手いと思います。
たとえば,「WEST COAST JAZZ」 

ウエスト・コーストといえば、
WEST COAST派のピアニスト、Dave Brubeck
彼が実際にお店で演奏してそれをCD化したのもあるんですよ。

JAZZにしては変わった拍子で一度聴いたら必ず印象に残るだろうと思う
「テイク・ファイブ」
そのTake Fiveで有名ですね、ザ・デイヴ・ブルーベック・カルテット。
New YorkはManhattan、Park Avenue Southの店でのライヴ、2002年。
HearMusic


アイルランド政府公式音楽大使 The Chieftainsのアルバム 
ダウン・ジ・オールド・プランク・ロード
*****
誰もが認める超一流アイリッシュバンド,ザ・チーフタンズが,
ブルーグラスとカントリーの一流ミュージシャンを集めて
録音したグラミー賞ノミネート作品。 ・・・
このアルバムの主要メンバーによるライマン公会堂
でのコンサートを納めたDVDも素晴らしいです
*****
これはamazonの購入者レビュー(途中略しました)
その通りです。
DVDでは、
Emmy Lou Harrisも
Alison Kraussも
Jerry Douglasも
Alison Krauss & Union Stationのベース担当Barry Balesも
見せつけてくれてます・・

ところで、レビューに書かれている
ライマン公会堂 Ryman Auditoriumでは、
1925年から Grand Ole Opre(グランド・オール・オープリー)
が開催されるようになって、
その後全米にラジオ中継されるようになりました。

2005年にその80周年を記念して、
カーネギー・ホールで Grand Ole Opry at Carnegie Hall 
が開催されました。その模様を収録したのがサイド下のDVD. 

もちろん、アリソン・クラウス&ユニオンステーション
Alison Krauss & Union Station featuring Jerry Douglas も・・


Scottish Tranquility
たとえばTranquility(静寂・平穏)という英単語、
“q”が先頭であれ、真ん中であれ、綴られているのは、
発音しづらい・覚えにくい・書きにくい・・私にとって。 

American Tranquility
アイルランドの超大物音楽家、Phil Coulter。
このTranquilityという単語を使ってシリーズ化、
あるいはタイトルに組み入れているんですね。
全部のCDというわけではないんですが・・・

彼の故郷、北アイルランド、デリーの歴史、
とりわけ近年の北アイルランド問題がもたらした
対立・武力衝突を想うと、
Tranquilityは
北アイルランド市民にとって、特別な語彙
なのでしょう・・

Phil Coulter
The Town I Loved so Well
「私の愛した街」は
市民の心の拠りどころ、
言ってみればデリーの聖歌(だと思う)。
 A Touch of Tranquility


サイドの先頭、Scottish Tranquility、
ラスト曲はScotland the Braveですが、
これはいわばスコットランド国歌みたいなものですから、
後ろから2番目の曲がラスト・・?

勝手にラスト曲だと思っている曲目は“蛍の光”。
“Auld Lang Syne"="Old long ago"、「遥か彼方」です。


ゲール・フォース~アイリッシュ・ミュージック・フェスティバル~

「アイルランド」・・
Phil Coulterは北アイルランドが生んだ音楽製作・ピアニストの
超大物。敬意を表してCDジャケットはこの人にしました。 


The Chieftainsはグラミー賞6回受賞、アイルランドの
大物バンドです。アイルランド政府から公式に音楽大使に任命
されているぐらい。6月に日本に来ます。
ブルーグラスの人たちと共演した「Down the Old Plank Road」
2時間たっぷり楽しめます。


Maura O’Connellはアイルランドを代表するグループ
「 デ ・ ダナン 」 の ヴォーカル担当だった人。
Jerry Douglas のプロデュースによる作品もあります。 

Wandering Home

映画の中のアイルランドは
デヴィッド・リーン監督の「ライアンの娘」。 


金城武の世界の涯てに
 ケリー・チャンも好演しています。 

勝手にアイルランドという言葉で連想しているだけ、
正しくはアイルランドでなく、スコットランドです。


「Always 夕日の3丁目」は思い出の玉手箱。CGがどうのこうのって
いう方がおられますが・・心に残る、いい作品と思います。

   今日の表題「Always」はスティーヴン・スピルバーグ監督の
オールウェイズです。

リチャード・ドレイファスとホリー・ハンターですね。
オードリー・ヘップバーンが、この映画をより格調高いものに
仕上げています。ゴーストもいいんですけど・・

ホリー・ハンターといえば、コーエン兄弟監督、
の「オー・ブラザー!」に出演しています。

主演はジョージ・クルーニーで、彼の吹き替えを、
アリソン・クラウス&ユニオンステーションのメンバーがしています。



「オー・ブラザー!」

にはブルーグラスやトラディショナルが
ふんだんに使われていて、上映後あまりの人気に、
吹き替え参加したアーティストたちが集まって、

Down from the Mountainというライヴまで行われました。


いつか きっとって、フランスを代表する演技派女優
イザベル・ユペールの主演しているフランス映画のタイトルです。
母と娘の、偶発的に望みもしない旅にでて、

<南仏の大きな
自然に抱かれ次第に癒されてゆく>・・・・ 
  
旅といっても、南仏の田園風景がてんこもりに出てきますが、
なんといっても、金色に輝くワイルド・フラワーが描写される
展開場面では、思わずSTINGのField of Goldを思い浮かべました。 


Eva CassidyのLive盤には、このField of Goldが収録されています。 

Eva CassidyのField of Gold、このライヴ録音だけです、私たちが聴くことができるのは。

  Viewing 0 - 39